白・緋色

毒親持ちの主婦。夫と子一人。摂食障害克服に向けて。

友達との会話。

今日は友人とランチでした。


しばらくの間食事制限から遠ざかり、割としっかり食事を摂っていますが…

まだまだ食欲の波がぐわーっと夕方に押し寄せてくる感じが変わりません。

そうこうするうちに少しずつウエストが…


また焦りを感じてしまっています。


今日会った友人は、学生時代からの付き合い。

当初細かった私に対し、友人はややぽっちゃり。

それが大人になり、友人は産後ダイエットを頑張り続け今は私と同じくらいか、部分的恐らく彼女の方が細くなっています。


会うたびに学生時代と照らし合わせて、

「わぁ…痩せたなぁ…」と思ってしまいます。


彼女も自分にルールを課す性格。

見ていると一目瞭然。

・食事の際は二口食べたら箸を置く。

・食べる量もコントロール(時には無理せずお残し)、一時期はパン1つしか食べていない事も

・お茶しても付き合いでスイーツまで食べたりしない

・夜は筋トレ(彼女談)

・食事を楽しみながらランチする


…こんな感じでしょうか。


見ていると、ソワソワハラハラしてしまう自分がいます。


・私ばかり食べるのが早い気がする…

・私の食べてるものの栄養バランスは大丈夫かなぁ…

・スイーツ…食べたいけどやっぱりやめておくか…

・筋トレ…やっぱり毎日やらなくちゃダメよね…


こんな風に、ダイエットはやはりこうでなくては!

細くいるにはこのくらいしなくては!


と思い込んでしまうのです…


良い意味では刺激になるのですが、悪く言えば強迫観念の起爆剤であり、過食への小さなきっかけ作りでもあり…



まだまだ過食嘔吐を治す!と決めたばかりの自分にとって、こういう時間は揺らぎの時でもあります。


事実、、

帰宅後お菓子はセーブしてしまったし、夕飯は糖質量に気をつけ、夜は少し筋トレしてしまった。

そして、こうして書いている記事も


・…思ってしまう

・…しなければ

・…しまった


この表現多いですね。取り憑かれてますね。


相手に遠慮し、謙遜する気持ちからつい使いがちなのですが自分の意見をしっかり述べる為には必要ない表現かもしれません。


…そして要はこう言うところなんですよね。


私にとっての課題。


人は人。

自分は自分。

痩せる事が正義ではない。

太っている事が悪ではない。


少しダイエットの話なんかしたけれど、もちろん口が避けても過食嘔吐の事は言えませんし、本音では話せなかった気がします。


こう言う後味悪く気味が悪い時間を過ごす事も自分を大切にしていない、負のパワーを育成してしまう原因なのかもしれない。


一人で食べている時間が一番気が楽。

喋らなくて良いし、好きなペースで好きな様に食べられるし。


「自分を大切にする」って多角的な側面があるのだな。

試行錯誤の記録。

半年以上止んでいた過食嘔吐が復活し始めてしまったのは今年に入ってから。

きっかけは明確。


身内でゴタゴタがあった為。

義理の姉から強いストレスを受け、モヤモヤした気持ちを発散する為と、いつもながらの毒親と妹からのストレス。


少し話がずれてしまいますが、私がこんなにも毒親が苦手になったのは妹の存在がかなり影響しています。


嫌だなー…疲れたなー…

あーぁ…


そんな気持ちが鬱憤となり蓄積し、必ずと言っていい程夕方に噴出します。


子がテレビに夢中になっているので、キッチンでひたすら食べ漁り、トイレに駆け込み嘔吐。


一ヶ月の間で再発スパンがあっという間に短くなり、2月半ばには毎日1回になってしまっていました。

最初は三日空いていたものが、飢餓感が毎日襲って来るようになり我慢出来なくなっていました。


しかしながら、ステップあやさんと言う方のブログを読み直し、一度立ち止まって色んな事を考えてみよう。

自分なりの過食嘔吐を考察してみようと思いました。


私の場合。

過食嘔吐が毎日続く時というのは「痩せたい願望の高まり」というよりは、飢餓感が制御不能になるイメージです。

食べたくなるのは必ずお菓子。

私の中でネガティブな要素しかないお菓子。

ネガティブな要素しかないのに大好きでやめられないお菓子です。


飢餓感が制御不能になるその手前には、やはり無理な調整食があります。


糖質の摂取量に気を配り過ぎたり、お腹いっぱい食べるのを我慢していたり、タンパク質を摂取しようと躍起になったり…


タンパク質を多く摂ると無駄な食欲が抑えられると聞いた事があったのですが、私にとっては「食べなくちゃ!摂らなくちゃ!」という強いオーダー。

自分に厳しくルールを課す事もストレスになっているのかもしれないと思いました。


私の毎日にはルールが多すぎるのです。

「筋トレしなくちゃいけない」

「日中はなるべく横になってはいけない」

「ダラダラ過ごしてはいけない」

「ご飯やパンは気をつけて食べなくてはいけない」

「夜18時迄に夕食を終えていなくてはいけない」

「タンパク質は必要量しっかり摂らなくてはいけない」

「お昼に外食した日は夜は必ず軽くしなくてはいけない」

「外食の際は揚げ物は食べないようにしなくてはいけない」

「お風呂の際の脚マッサージは必ずしなくてはいけない」

…等々ここには挙げきれません。


このように自分でしてはいけない事を羅列し過ぎています。

勿論、これだけルールが多いと全て守るのは難しくなってきます。

お付き合いでこの中の三つは出来ない日がある事も沢山あります。


それを受け入れられていないのかもしれません。受け入れられない為にモヤモヤが募り、きちんとできない自分がだらしなく、嫌になってしまい…

自身を一番傷つけているのかもしれません。


身内からの外的要因と、自身の内的要因が多く重なる時に過食嘔吐をし易くなります。


ここに気付いたのは最近です。

ステップあやさんのブログには気づきの要素が詰まっています。



そして、ここ何日か試しているのが

「カロリー計算をやめる」

「飢餓感が起こらないようにしっかり食べる」

「特に糖質をしっかり摂る」

取り組んでから4日経つ頃には過食嘔吐したい気持ちが和らぎ、今またピタリと止まっています。

まずは吐かない事を優先したいと思います。


また経過や気づきをブログにアップします。

過食嘔吐と自分を病的と認識する様になったきっかけ。

過食嘔吐を始めるまで…

7歳頃から社会人になるまでの間ずっと痩せ型でした。

25歳過ぎてからは、二年間うつ病を発症した事もありその時期はかなり痩せていました。

(人に言われるまでその細さにあまり気づいていませんでした)

うつ病を克服し社会復帰。忙しい毎日と、食事が美味しく感じるようになった事、仕事帰りの外食の連続も祟り痩せから標準体型へと変化。


当時接客業に就いていた為、心無いお客さんから「あなた随分太ったんじゃない?前もっとスリムだったわよね?別人みたい!誰かと思っちゃった!」と店の中で大きな声で言われた事が大きな転機になり、無茶苦茶なダイエットへと移行。

食事制限、過活動をし急に痩せてはまた戻るを繰り返していました。


食事制限する事で甘いものへの欲求が高まり、休憩時間に大袋のお菓子を完食。

食べ過ぎた罪悪感から夕飯を抜き、深夜であってもランニングやウォーキング、長時間の入浴で調整しようとする…


努力に努力を重ねては、開放感を得たくなり、また当時お付き合いしていた彼の前では何でも食べると決めていたのでまた戻り。


ある日その彼が二股をかけている事に気付き、そこから更にダイエット依存の沼へと沈みました。


初めて吐いたのは、忘れない。自分の誕生日の翌日でした。

前日にお酒を飲み過ぎた事もあり、二日酔いが酷く、早くアルコールを体外に出したかった事もあり「ネットで見た吐く方法の真似をしてみた」のです。

吐き方が上手では無かった為、ただ痛く気持ち悪いだけでしたが…

まさかここからどんどんハマるとは思ってもみませんでした。


結局この頃の彼には振られてしまい、失恋からまた激ヤセ。


新しい恋が始まり満たされるとまた戻りました。

この頃ホットヨガも始め、間違った食事制限とダイエット依存も更に加速…

どんなに疲れていても太る恐怖から仕事終わりにホットヨガ。

そんな事をしているかと思えば飢餓感からお菓子を大量に食べました。

ホットヨガは、様々吸収が良くなるためにレッスンの前後はある程度の時間を空けて食事しなければなりませんでした。

これが過食嘔吐悪化のきっかけだったと思っています。


レッスン前に袋菓子(何故か外国産のハイカロリーなクッキーやチョコレートを欲していました)をお腹いっぱい食べてしまった事から「まずい!全部吸収されてしまう…普段以上に…食べたものが全て肉になってしまう!!」そう思うとトイレに駆け込み、 以前チャレンジした吐き方で食べたものを吐き出す。


好きなだけ好きなものを食べて、ホットヨガで汗かいて、体の中をカラッカラにするイメージになっており、それがむしろ健康的に感じてしまっていました。


その頃には今の夫と知り合っており、一緒に住むことになった辺りからレッスンに通うお金を捻出することが厳しい為退会しました。

退会と同時に過食嘔吐も一度止みました。


この頃は所構わずでは無かったのです。


それから一年…

夫との間に子を授かりました。

悪阻が酷く、妊娠期間中はほぼずっと吐き気と戦いました。

最初の半年は入院する程。そこでまた激やせしました。


悪阻が少し落ち着き、吐き気があるながらも食事がとれるようになった頃からまた過食嘔吐が始まってしまいました。

悪阻の時に血が出るほど吐いていたので、吐くことにすっかり慣れてしまっていました…


お腹にいる赤ちゃんを感じながらも、太ることが怖い。怖いのにお菓子がたくさん食べたい。

その欲求に打ち勝てず、過食嘔吐がどんな病気で、どれ程に恐ろしいかも理解せぬまま「自分の欲しいものをすべて手に入れられるダイエット法」と思い込み、更にはまっていきました。

妊婦なら当たり前の体重増加が恐ろしく、赤ちゃんや羊水の分を差し引いての体重ばかりを気にし、検診が近づくと強いストレスを感じては過食嘔吐し、前日にスッキリして体重計に乗っていました。

今振り返ると狂っています。愚かです。

私の人生の汚点です。


当たり前ですが、妊婦さんはダイエットに血眼になるべきではありません。

この頃から子に申し訳ないという気持ちが加わり、自己嫌悪感もさらに強くなりました。


妊娠後期には、あろうことか吐くために美味しいものを好きなだけ食べに出かけている始末でした。

ある日過食嘔吐しに行った先で自分の足につまづき転びました。

とっさにお腹を庇い、怪我も無かったのですがこの時にまずいと思いました。

「わざわざ、吐くために好きなだけ店巡りをしてはトイレで吐いて…何してるんだろう。自分と赤ちゃんを危険に晒してまで…」

考えてみれば、公衆トイレで吐くなんてノロウィルスや胃腸炎に良くならなかったものです。

インフルエンザも流行っているのに、のこのこ人混みに出かけて…

それもただ過食嘔吐する為だけに。


そう思った日から子を産むまではなんとか過食嘔吐を我慢しました。


そこから約1ヶ月。

無事出産を終え里帰り。

母乳は痩せる神話を信じ切っていた私は、母乳育児に入れ込み過ぎノイローゼ手前まで。


やっと母乳が出始め、さぞ痩せるのだろうと安心し切って好きなだけ食べて過ごしていたのですが、体重計にのり驚愕。


全然減ってない…むしろ出産直後より増えてる…


それがまた私の過食嘔吐再開のきっかけになってしまいました…


子供が寝てしまうと、大量のお菓子を詰め込み、吐き出し…


妊娠中と産後が一番酷かったです。

一日4回…という日も多々ありました。

食費…幾らかかっていたのでしょう。

働いており、お小遣いもあったにせよ、殆どがそれに消えていた気がします。


そこからまた一年ほどが経ったある冬。


「筋トレで痩せる」という情報を目にした私は半信半疑で始めたところ、いとも簡単に少し痩せました。

それに気を良くし、今度は過活動が再燃。

子供を抱っこしてまでウォーキング。


ある程度まで痩せたところで、今度は「スープデトックス」を試すことに。


これは今までで一番の体重のオチ幅。


嬉しくハイになった私は、月一回を推奨されていたにも関わらず毎週のように取り組んでは、回復食を疎かにしとうとう無限ループへと陥りました…


スープで痩せる→飢餓感と同時に快感→我慢が爆発どか食い後に吐く快感


周りからも痩せたと言われるようになり、体重計に乗るのが嬉しい。

洋服のサイズはうつ病になっていた頃よりさらに細く小さいサイズへと変わり、洋服を買い直したりして喜んでいました…


愚かです。


ところが、段々と過食嘔吐とダイエット依存が自分だけではなくこれからの子育てに悪影響なのでは?と思うようになりました。

一番痩せた春、夏を過ぎ秋が来る頃には少しダイエットを休むべきかもしれないと思うようになり…

「これだけ痩せたのだから、少し増えても前より細い。それにその程度なら少しまたスープデトックスすれば戻せる」と過信していた為、二ヶ月ほどは自由気ままに過ごしました。

また過食嘔吐による唾液腺の腫れを感じるようになってきていました。

そのあたりから、過食嘔吐は死の危険性をもはらんでいる事、身体が痩せても唾液腺の腫れや指に出来る吐きダコでバレる事などを認識し始めました。


そして

秋が終わる頃、恐る恐る体重計に乗ってみたところ…

出産後のMAX値を超えていました…

いわゆるリバウンドです…


その時の衝撃の凄まじさ…



人生MAX体重になってしまったのでそこでまた躍起になってスープデトックスを試すのですが…もう以前のようには減量しなくなってしまっていました。

三日間辛い空腹を耐えて体重計に乗っても体重が殆ど変わらない。

それも回数を重ねる毎に下げ幅も小さくなり、努力を裏切る結果ばかりが目に飛び込んできます。

お風呂でも自分の体を見るのが嫌になりました。


そして、気づけばそこからもう二年間…私は体重計に乗ることができなくなっています。

これが私は病的かもしれないと思うようになったきっかけです。