白・緋色

毒親持ちの主婦。夫と子一人。摂食障害克服に向けて。

通過儀礼なのか?

徐々にHSPに関する本を読み進め…

まぁ当てはまる事が多いのなんの。

妙に納得させられ、気付かされ。

日々のモヤモヤや疲労と照らし合わせながら答え合わせしているような感じです。


私の取説?と思ってしまいます。


勿論私も人なので、100パーセントは当てはまりません。

一番違うなと感じたのは慎重になり過ぎて行動に移せないという点。

確かに「考えすぎて言葉が出ない」という事象は多々あります。

友人や家族との会話の中で、納得いってなかったり、意味がよくわからない事に対し何と切り込んで話したら良いのか、適切に伝えるにはどんな言葉選びが良いか?を考えているうちに会話が進んでいってしまい…

夜寝る前に(そこまで気にして引きずるところがHSP気質だな)答え合わせというか、思い起こして言葉を探します。

「あー…あの時こんな風に言ってあげたらよかった。」「これなら誤解を招かないだろうな…また会えるかな」なんて思うのは常です。

しかしながら、別のシーンでは咄嗟の判断と瞬発力を発揮した動きを取ることがあります。


困っている人を見かけた時、悪いことをしている人を見つけた時、後はもう何年も前ですが恋をしている時笑笑

仕事も瞬発力に富んでいたと思います。接客業でしたが社内でも指折り数える繁忙店に長年配属され、度々表彰される活躍をしていました。

声掛けやらなんやら早いです。

特に恋愛は独身時代は向こう見ずだと感じていました。


今の夫には一目惚れでした。自分から声を掛け、デートに誘い、猛アプローチしました。

出会いからお付き合いまで恐らく半月程。


仕事、人助け、恋愛ではHSPの気質をねじ伏せる量のアドレナリンが出ているとでも言えるのでしょうか?


少し前置きが長くなってしまいました。


読み進め、答え合わせが進むうちにどんどん

「自分を抑えてまで無理に周りに合わせよう」と思えなくなってきています。

それは自身の心の解放として喜ばしくもあるのですが、難点もあり。


今度は逆に厳しく相手をジャッジし過ぎている気がします。

友人とのランチや、何か予定を組むことが億劫になったきているのです…


無理にお約束しなくてもいいか…

また会うと話が面倒なんだよな…

あの人の偉そうな口ぶりが苦手なんだよな…

なんか自分があまり好かれていない気がするんだよな…

疲れちゃうんだよな…

あの子が機嫌悪いと帰るまで地獄なんだよな…


なんてネガティブな想定が浮かび、連絡を取ろうと試みる手が止まります。


なんだかこうして選りすぐるうちに友人が減っていきそうな気がしてなりません。

その辺りを微妙なさじ加減で調節出来ないのがHSP克服挑戦初心者なのかしら。


なので、人と会うのが怖いとさえ思うようになってきました。


この辺りのさじ加減を学ぶうちにバランスよく振る舞えるようになってくるのでしょうか?


今は本から学び、今後の人生に役立てる期間としてあまり気にしないようにすべきなのか。


新しい悩みです。


自分の心に正直になり過ぎたら世の中うまく回りませんよね。

こういう不器用さ、真面目なところから生きづらさを感じます。